なぜ，Filamentドライヤーが必要か？

　FFF/FDMフィラメントはご存じの通り樹脂です。樹脂には吸湿性が有り適切に保管されていないと吸湿します。一般的に保管時の湿度は20％以下にする必要が有り保管庫が無いと現実的には難しい状況です。

特に繊維（カーボン等）配合材は湿度に敏感でプリント失敗の原因の一つです。

また，特殊な材料での応力除去，廉価なフィラメントメーカによっては適切でない材料（ねじれやうねりなど）など，フィラメントを加熱し除湿するメリットは高温材用FFF/FDMプリンタ―では必須の装備になっていることでお判りいただけると思います。

PerposeAMではそういったフィラメントの問題を解消するためにFFF/FDMメーカにビルトインのフィラメントドライヤーを開発，提供してきましたが汎用品を開発しました。

FD5の利用によりフィラメントドライヤを採用していない（出来ない）メーカにもこのソリューションを提供出来るようになりました。

是非，FD5で”フィラメント要因の失敗”と”フィラメント・キャリブレーション時間の短縮”にご活用ください。